バナーサイズの国際標準は意外と少ない

2012-10-25

最近バナーが無いWebサイトはほとんど見かけません。
自分のサイトのピックアップコンテンツをバナー形式で訴求する事も多いので、Webサイト制作者にとってバナーは身近な存在となっています。

通常バナーサイズを決める時には、大体下記いずれかの方法で決めていると思います。

  1. 自分のサイトに載せる為に、自分のサイトに合わせてバナーサイズを決める
  2. バナーを掲載する為に、バナー掲載先のルールに合わせてバナーサイズを決める
どちらも正しい決め方だと思います。

(2)の場合で、バナー掲載先がポータルサイト等の場合、
バナーを掲載するにあたり、細かいレギュレーションに従う必要があります。
さらに掲載先がGoogleとかYahooなどのグローバル企業の場合、
レギュレーションのバナーサイズが共通している事が多いです。

なぜか。
バナーサイズにも国際基準があるからなのです。
バナーサイズの国際基準はIAB(インタラクティブ広告協議会)という団体が決めています。

現在規定されている国際標準のバナーサイズは下記7種類です。
サイズ 名称 ガイドライン
88 x 31 Micro Bar IMU
120 x 60 Button 2 IMU
180 x 150 Rectangle IMU/UAP
300 x 250 Midium Rectangle IMU/UAP
728 x 90 Leader Board IMU/UAP
160 x 600 Wide Skyscraper IMU/UAP
300 x 600 Half Page Ad IMU

意外と少ないですよね。
2011年頃に大幅に数が減って今の数になっています(定期的に見直しをするようです)。

ガイドラインのIMUというのがメインのガイドライン。
UAPというのはさらに推奨されるガイドライン。
どちらもIABによって定められたガイドラインです。

Googleはこの国際基準を全面的に採用しています。
IABに加盟しているという事もありますが、加盟団体の中でも温度差はあるようで、結構マチマチですね。

この他に日本の基準もあったり、古いバナーは依然としてたくさんあるので、
世界統一への道はかなり険しいようです。

結局自分のサイトにバナーを置くだけ、
という場合にはそれほど神経質にならなくても良い気はします。

複雑ですねー