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記号や演算子の読み方が分からない場合の対処方法

2012-11-05

プログラムを書いていると、たまにどうしても読み方が分からない記号に遭遇します。
記号は1文字であれば検索可能ですが、2文字以上の組合せは通常検索できません。
ダブルクォートで括っても同様に検索できません。

そして読み方を知らない場合、又は忘れている場合、
かなりの確率で使い方も忘れていますので、
エラーの解決にも無駄な時間がかかってしまう事でしょう。

そんな時にどう対処すれば良いのか、記号用語の調べ方をご紹介します。
簡易的な方法ですが結構使えますよ。


1.マニュアルなどのドキュメントを見る

この方法が王道でしょう。
読み方だけでなく、使い方も正確に調べる事ができます。
しかし、ドキュメントというものはボリュームが膨大で、表現が難しく、英語だったりします。

「これは比較演算子だな」とかある程度方向性が分かればドキュメントから調べる事ができますが、
初学者にとってはハードルが高いですよね。
そこで次の方法。


2.記号の名前をそのままつなげて検索してみる

記号単独の読み方は分かるはずです。
分からない場合、記号1文字であれば検索できますので、例えば「!」はエクスクラメーションマークだな、とわかります。

「=>」について知りたい場合、「イコール大なり」と検索してみましょう。
「/*」の場合は「スラッシュアスタリスク」ですね。

大抵の場合は、これで知りたい答えにたどり着きます。
プログラム言語名と一緒に検索すると尚良いです。


3.「言語名 演算子」とか「言語名 記号」で検索してみる

2.の方法だと答えが見つからないケースもあります。
そこで言語名と「演算子」「記号」「タグ」などと組み合わせて検索します。
構文についての解説をヒントに当たりをつけて、再検索します。
当たりがつけばドキュメントも辿れるはずなので、できれば公式なドキュメントを見たほうが良いです。


4.わざとエラーを起こしてログを確認する

調べたい記号や演算子を使ってエラーを発生させます。
そしてエラーログを確認してみて下さい。

例えば「=>」の場合、
「unexpected T_DOUBLE_ARROW」といったエラーが出力されます。
この場合「ダブルアロー」というヒントが得られますので、このキーワードで検索してみます。
特殊なメッセージの場合はそのまま検索してみるという手もあります。



ある程度言語に慣れてきたら、ドキュメントを見た方が実は早いのですが、
慣れるまでの簡易的な方法として、お悩みの方はぜひお試しください。

バナーサイズの国際標準は意外と少ない

2012-10-25

最近バナーが無いWebサイトはほとんど見かけません。
自分のサイトのピックアップコンテンツをバナー形式で訴求する事も多いので、Webサイト制作者にとってバナーは身近な存在となっています。

通常バナーサイズを決める時には、大体下記いずれかの方法で決めていると思います。

  1. 自分のサイトに載せる為に、自分のサイトに合わせてバナーサイズを決める
  2. バナーを掲載する為に、バナー掲載先のルールに合わせてバナーサイズを決める
どちらも正しい決め方だと思います。

(2)の場合で、バナー掲載先がポータルサイト等の場合、
バナーを掲載するにあたり、細かいレギュレーションに従う必要があります。
さらに掲載先がGoogleとかYahooなどのグローバル企業の場合、
レギュレーションのバナーサイズが共通している事が多いです。

なぜか。
バナーサイズにも国際基準があるからなのです。
バナーサイズの国際基準はIAB(インタラクティブ広告協議会)という団体が決めています。

現在規定されている国際標準のバナーサイズは下記7種類です。
サイズ 名称 ガイドライン
88 x 31 Micro Bar IMU
120 x 60 Button 2 IMU
180 x 150 Rectangle IMU/UAP
300 x 250 Midium Rectangle IMU/UAP
728 x 90 Leader Board IMU/UAP
160 x 600 Wide Skyscraper IMU/UAP
300 x 600 Half Page Ad IMU

意外と少ないですよね。
2011年頃に大幅に数が減って今の数になっています(定期的に見直しをするようです)。

ガイドラインのIMUというのがメインのガイドライン。
UAPというのはさらに推奨されるガイドライン。
どちらもIABによって定められたガイドラインです。

Googleはこの国際基準を全面的に採用しています。
IABに加盟しているという事もありますが、加盟団体の中でも温度差はあるようで、結構マチマチですね。

この他に日本の基準もあったり、古いバナーは依然としてたくさんあるので、
世界統一への道はかなり険しいようです。

結局自分のサイトにバナーを置くだけ、
という場合にはそれほど神経質にならなくても良い気はします。

複雑ですねー